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2009年12月14日 (月)

ADVENT

クリスチャンではありませんので、正式にどうこうって話は、実はよくわかってない私ですが、クリスマスの、この期間は、まあ、街中のイルミネーションが綺麗だからとか、全体がクリスマスモードだからとか、いろんな要因はあるんでしょうけれど、大好きです。

クリスマス期間の、まだいろんな事を知らず、そもそもクリスマスの意味もよくわかってない幼い時で、それでも心の中で一番純粋に「ああ、なんて綺麗な世界なんだろう」と思った記憶は、7才の時にアメリカのイサカ(コーネル大学のある場所)で見た、クリスマスの世界です。

今でも鮮明に覚えているのは、夜空の中、白い雪が積もった中に聳える大きな木に取り付けられたイルミネーションのキラキラでしょうかね。

「クリスマス」という言葉を聞くと、あの日、両親の友人宅で開かれたクリスマスパーティーに行くために乗せられた車の車窓からみた、あの木に取り付けられたシンプルな電球の輝きをいつでも思い出します。

「クリスマス」は「綺麗」なんだな~…というイメージがここで定着してます。

今の私には、いろんなもんがごっちゃになっていて、あの時のような「純粋に綺麗」と見ることは出来なくなってますが、この時期になると、「修道女」になりたかった幼少の頃の想いが蘇ってくることがあって、今年も、何となく懐かしいような気持ちとともに、複雑な想いでキラキラの世界を見つめてます。

ちょっと、「余計な知識」がつきすぎたよーな心地です。しかも、何一つ確たる物が得られないような、そんな「もの」にこだわりすぎちゃって、足元がふらふらしているよーな気もして、ちみっと反省です。

基本的に、ものぐさでグーたらでいい加減な人間なので、「修道女」なんて無理なんだけれどねぇ。やれやれ

もうちょっと落ち着いたら(って、いつでしょう)、いつか…教会のミサに参加してみたいわ~…とか思うときもあります。

この前、函館のハリストス正教会の方にも「ミサにいらっしゃいな」と誘われてしまった

私、実はカトリックじゃなくって、実は正教会の方か?!

…よく判りませんが、まあ、プロテスタントでないことだけは事実ですね。

個人的に、函館のハリストス正教会は、かなり大好きです。マリア様のイコンとガブリエル様のイコンを見に行って、いつも献灯して、ちょっとぼへ~っと椅子に座って休んで来ます。

教会の方が落ち着くのね、私って…

何が本当で何が嘘か、もう考えすぎてしまって自分では混乱の極みで全く分からないですが、それでもどっか何か一つだけ譲れないものもあるよーな気もして、結局未だにフラフラと教会を巡ってます。…が、神社も寺も行きます。

ああ、日本人だな~。

夢を、最近はよく見ますが、しばらく続いた変な夢は陰を潜めて、今はどっちかってゆーと現実的な夢が多いような気もするけれど、そういうわけでない関係のも見ます。

去年は、クリスマス前に、結構意味深な夢を見ていた気がしますが、今年は比較的そういう夢は見ません。…か、記憶に残ってないか、どっちかですね。

でも、なんか引っかかりはあるのよね。去年は、ベツレヘムの星ばっかり気になって仕方なかった…とかいうような具体的なものはないのだけれどね。

で、大通りのミュンヘンクリスマス市場をウロウロして、オーナメントを眺めてみたりして、何か答えを探してしまうけれど、きっとここに答えなんかないのだろうとも思ってみたりしつつ、雰囲気が好きなので、ついつい時間があると遊びに行きます。

たぶん、「心」で視ることが出来ないのでしょうから、こんなにフラフラしているのかもしれないけれど、まあ…なんか必要ならそうなるだろうし、ならないのであれば、やっぱり私には「視」る必要性なんかないのでしょう…。……とか、某あるブログの記事を読んで思ってみたりもして

来週は、クリスマスですね。

仕事が、どんどんイヤになってきていて、でもこの不況下でなんて我が儘なんだろうと反省したりして。

そして、今日もアドベントカレンダーを手にして、日付の所を一枚開いては、降誕祭の楽しみを味わってます。

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